この物語の中に、とても心に深く残っている登場人物がいます。
物語は、草や木、石、風、あらゆるものに魂が宿り、その存在を強く意識し人が生きていた時代のお話です。
クジラやアザラシの骨などを使って、自分たちの暮らしに関わる動物や人物の彫像を彫る、
「古に遡る」という名前を持った老人。
激動の時代の中、その老人が彫った彫像は、やがて、お守りとして何世代にも渡って、
3部作にわたる物語の中で受け継がれていきます。
その「古に遡る」が彫った彫像が話の中に出てくる度、
僕は何か深く感じるものがありました。
常に持っていられて、手の中に収まるサイズの彫像、
そんなものを彫ってみたいと思って生まれた熊です。
こんばんは。
返信削除先日、わたしは工房からの風から熊を連れて帰ってきました。
最初は自分の祭壇に飾ろうと思ってたけど、結局毎日あちこち連れて回っています。
いろんな景色を見せたいし、いろんな人に会わせたい。
そう思うようになりました。
この熊はわたしにとって、誰でもありません。
だから、誰にでもなってくれる。
お守りになってくれる。
そして、どこまでも熊そのもの。
体は小さいけど、大きな世界を持ってる。
目を見ていると、私の知らない景色を運んで来てくれます。
だから、私もいろんな景色を見せてあげたくなる。
きっと太古の昔のお守りってこうだったんじゃないかな。いろんなお願い事ばかりする存在じゃなくて。
これからゆっくり、仲良くなります。
大住さん、ありがとう。
金子さまへ
返信削除とても素敵な言葉で、
熊に感じた想いを伝えて下さってありがとうございます。
「体は小さいけど、大きな世界を持ってる。
目を見ていると、私の知らない景色を運んで来てくれます。
だから、私もいろんな景色を見せてあげたくなる。」
金子さんの熊に対する想いに、感動しました。
きっと太古の人たちは、
いろんなものにそのような想いを持って、
暮らしていたのかもしれないですね。
どんなことにも通じる大切な想いを感じます。
金子さん、ありがとうございます。