2015年10月25日日曜日

古に遡る


紀元前7000年、氷河時代のアラスカ・アリューシャン列島を舞台に繰り広げられる物語「アリューシャン黙示録」
この物語の中に、とても心に深く残っている登場人物がいます。

物語は、草や木、石、風、あらゆるものに魂が宿り、その存在を強く意識し人が生きていた時代のお話です。

クジラやアザラシの骨などを使って、自分たちの暮らしに関わる動物や人物の彫像を彫る、
「古に遡る」という名前を持った老人。

激動の時代の中、その老人が彫った彫像は、やがて、お守りとして何世代にも渡って、
3部作にわたる物語の中で受け継がれていきます。

その「古に遡る」が彫った彫像が話の中に出てくる度、
僕は何か深く感じるものがありました。

常に持っていられて、手の中に収まるサイズの彫像、
そんなものを彫ってみたいと思って生まれた熊です。




2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    先日、わたしは工房からの風から熊を連れて帰ってきました。
    最初は自分の祭壇に飾ろうと思ってたけど、結局毎日あちこち連れて回っています。
    いろんな景色を見せたいし、いろんな人に会わせたい。
    そう思うようになりました。

    この熊はわたしにとって、誰でもありません。
    だから、誰にでもなってくれる。
    お守りになってくれる。
    そして、どこまでも熊そのもの。
    体は小さいけど、大きな世界を持ってる。
    目を見ていると、私の知らない景色を運んで来てくれます。
    だから、私もいろんな景色を見せてあげたくなる。
    きっと太古の昔のお守りってこうだったんじゃないかな。いろんなお願い事ばかりする存在じゃなくて。

    これからゆっくり、仲良くなります。
    大住さん、ありがとう。

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  2. 金子さまへ

    とても素敵な言葉で、
    熊に感じた想いを伝えて下さってありがとうございます。


    「体は小さいけど、大きな世界を持ってる。
    目を見ていると、私の知らない景色を運んで来てくれます。
    だから、私もいろんな景色を見せてあげたくなる。」

    金子さんの熊に対する想いに、感動しました。

    きっと太古の人たちは、
    いろんなものにそのような想いを持って、
    暮らしていたのかもしれないですね。

    どんなことにも通じる大切な想いを感じます。

    金子さん、ありがとうございます。












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