カナダにいる間、僕の木彫りを手にした方からの感動のメールを頂いたり、前から欲しかったと鎖彫りを購入してくださった方の話を聞いたり、早く日本に帰って彫らなきゃと嬉しい気持ちでいました。
そして、僕はとても勇気付けられました 。
カナダの旅は、僕が10数年前から持ち続けた夢であり計画でした。
どうしても会いたい人たちがいて(ファーストネーション、イヌイット)、自然や動物、土地に惹かれて、そこに深く関われる仕事をしたいとずっと思っていました。
その時にはまだ、木彫りにも出会っていませんでしたが、強い思いだけはずっと僕の中にありました。
木彫りに出会ってからは、これがどこかでそこに通じる道だと信じて、とにかく必要であると思うことは師を求め学び続けてきました。
そして、今年に入り一つの機会が巡ってきました。
あるファーストネーションのアーティストが、僕に会ってくれるとのことでした。
ぼくにとっては、本当にベストのタイミングでした。
ここ数年ある一つの問いが、木を彫りながらずっと僕の中にありました。
人と彫刻との関わり、どのような役割を担っていたのか。
それを、尋ねてみたかったのです。
僕は、急遽、カナダへ行くことを決めました。
結局、そのアーティストには会えませんでした。
その方の仕事がものすごく多忙な時期に入ってしまったことや、僕のタイミングが合わず。
が、ずっとこの旅のサポートをして下さったヒロさんのおかげで、幸運にもあるトリンギット族のアーティストに会うことができました。 UBCの博物館で、その方の作品にとても惹かれていたので、出会えたときは本当にうれしかったです。
さらに幸運だったのは、その方の個展と重なり滅多に見ることができない作品をこの機会に観れたことでした。心の奥底でグッと惹かれる、UBCの膨大な作品数の中、この方の作品に足が止まって惹きつけられた。この感覚はどこからやってくるのか。
人の多さに圧倒されつつ、最後の最後で、そのアーティストに質問することができました。
僕のつたない英語にも関わらず、真剣に耳を傾け聞いてくれました。
彫刻する上で、最も大切なことは何ですか?
自分たちの歴史、文化、精神、あらゆることを学び続けなさい。
そこから生まれ出てくるものが何よりも大切なことだよ。
A ture artist learns foever
これから製作開始です!
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